DSM、経営委員会の再任と監査役2名の就任を提案

ヘーレン（オランダ）、2017年3月21日 08:00 CET

ロイヤルDSM（本社：スイス、以下「DSM」）は、2017年5月3日に開催予定の年次株主総会において、DSM監査役会がディミトリ・ドゥ・ブリーズ氏を経営委員会の再任候補として推薦することを発表しました。 また、ジョン・ラムジー氏とフリッツ・ファン・パーシェン氏の2名の新監査役就任を提案する予定です。

ディミトリ・ド・ブリーズ

ディミトリ・ドゥ・ヴリーズ（1967年）は2013年から常務取締役会のメンバーであり、DSMのマテリアルクラスターの事業、グループ調達およびオペレーション（& レスポンシブル・ケア）の責任者であるとともに、オランダとアジアにおけるDSMの活動を統括している。 2015年からは、DSMのサポート部門のコスト削減および効率化プログラムの成功に向けた指揮も執っている。 監査役会は、ディミトリの経営者としての資質とリーダーシップ、および常務取締役会メンバーとしての最初の任期中に示されたDSMの常務取締役会および執行委員会への貢献に基づいて、ディミトリの再任を提案する。 ディミトリは長年にわたってDSMに大きな価値をもたらしてきた。

さらに監査役会は、ピエール・ホチュリ氏が次期年次総会で3期目の任期満了を迎えることを踏まえ、また監査委員会の将来計画を見据え、同委員会の現委員長であるトム・デ・スワーン氏が2018年の年次総会で監査役会を退任することから、新たに2名の委員を任命し、その陣容を強化することを提案する。 今回の任命により、監査役会は、デジタルおよび新ビジネスモデルの分野を含め、専門知識の幅を広げることになる。

ジョン・ラムジー

ジョン・ラムジー氏（1957年、英国籍）は、国際的に豊富な経験を持ち、大規模なグローバル組織において戦略的・業務的なリーダーシップを発揮してきた実績を持つ財務リーダーである。 ラムジー氏は、シンジェンタAGおよびその関連会社で32年にわたるキャリアを築き、2016年9月に退職した後、2007年からCFOを務め、一時期は暫定CEOとして同社を率いた。 ラムジー氏はまた、香港とマレーシアに長年駐在し、ラテンアメリカで幅広く活躍したことから、新興市場における長年の経験も持ち合わせている。 同氏は勅許会計士協会の会員である。 ラムジー氏の就任により、財務分野における監査役会の強化が図られる。

フリッツ・ファン・パーシェン

Frits van Paasschen (1961, dual Dutch and US nationalities) has deep knowledge of the FMCG and service industries, having served as CEO of Starwood Hotels and Resorts and Coors Brewing Company. Mr. Van Paasschen also held several management positions at Nike, ultimately becoming Nike’s President of Europe, Middle East, and Africa. Mr. Van Paasschen is Chairman of the Supervisory Board of Apollo Hotels (Netherlands), member of the Board of Advisors of Rutberg & Company, Advisory Board member of Ras Al Khaimah Tourism Development Authority (United Arab Emirates) and member of the Global Advisory Board of the Indian School of Hospitality. Besides this he is also an advisor to CitizenM Hotels and a number of tech companies in the Netherlands and the US. Frits van Paasschen is the author of the recently published book ‘The Disruptors Feast - How to avoid being devoured in today's rapidly changing global economy’. He will strengthen the Supervisory Board in the area of (new) business