DSM、SRF社のスペシャリティマテリアルズ事業を買収し、インドで事業を拡大

オランダ、ヘーレン、2019年5月13日 08:00 CEST

ニュートリション、ヘルス、サステイナブルリビングの分野でサイエンスをベースとしたグローバル企業であるロイヤルDSMは、特殊素材の開発、製造、販売でインドをリードするSRF Ltd.のエンジニアリングプラスチック事業を買収することで合意したと発表した。 DSMはSRF Ltd.に32億インドルピー（約3800万ユーロ）の対価を支払う。 買収は慣習的な完了条件に従い、2019年第3四半期に完了する予定である。

今回の買収により、DSMマテリアルズはインドにおけるエンジニアリングプラスチックスのリーディングカンパニーとしての地位をさらに強固なものとし、急成長する経済圏でリーディングポジションを確立するという同社の戦略目標に合致することになる。 SRFのエンジニアリングプラスチックス事業は1979年に設立され、主な事業拠点はパントナガル（インド）にあり、2018年には約3,700万米ドルの売上高を実現し、近年は2桁成長を遂げている。

同社の顧客は、インドの自動車および電気（& ）エレクトロニクス業界の有名ブランドであり、同社の事業はDSMのインドにおける事業と補完性が高く、DSMは大規模な設備投資を行うことなく、事業をさらに成長させることができます。 今後数年間は、中間所得層の増加や自動車の軽量化/金属代替による国内需要の増加に後押しされ、市場の力強い成長が見込まれており、今回の買収は、DSMがインドの顧客の現在および将来のニーズに対応するのに役立ち、DSMがインドでさらに成長するために必要な設備投資を節約することができます。

2018年、約550人の従業員で実現したDSMのインドにおける総売上高は、2017年比17％増の約2億5,000万ユーロに達した。DSMは同国で栄養と素材の両分野で活動している。DSM Engineering Plastics プネーでコンパウンド施設とR&Tセンターを運営している。