DSM、ネンター社とのビタミンE合弁事業の設立を完了し、工場のアップグレードを開始

ヘーレン（オランダ） 2019年8月27日 08:00 CEST

ニュートリション、ヘルス、サステイナブルリビングの分野で科学を基盤とするグローバル企業であるロイヤルDSMは、2019年1月29日に初めて発表された通り、ネンター社（Nenter& Co., Inc.）との75/25の合弁会社（JV）の設立を完了した 。JV は、ネンター社の荊州ビタミンE生産および関連資産をすべて取得した。JVは、DSMの安全、衛生、環境基準への準拠を確実にするため、予想されるアップグレード活動を直ちに開始し、そのため生産を停止する。 停止は、これらの大幅なアップグレードを確定するために必要な期間続く。

同JVは現在、中国湖北省荊州市のビタミンE生産施設を所有・運営するほか、ビタミンEの中間体を生産している中国湖北省のネンター社獅寿工場の少数株主となっている。 同JVはDSM向けに独占的にビタミンEを生産する。

JVは、DSMの安全・衛生・環境基準に準拠した高品質で持続可能なビタミンEの供給を確保するため、施設のアップグレードと改修を行う。

すでに9月初旬から予定されているシャットダウンは、これらのアップグレード作業を実施するために延長される予定である。 シャットダウンの全期間についてより明確になり次第、最新情報をお伝えする。