DSM、DSM Synresをスタンダード・インベストメントに売却

Heerlen, NL, 17 Dec 2014 08:15 CET

ライフサイエンスとマテリアルサイエンスのグローバルカンパニーであるロイヤルDSMは、本日、DSM Synres社の売却についてスタンダード・インベストメント社と合意に達したことを発表した。取引は、通常の承認と届け出を経て、2015年第1四半期に完了する予定である。現時点での財務詳細は開示されない。

DSMシンレスは1947年の設立以来、オランダのホーク・ファン・オランダに拠点を置き、世界の塗料、接着剤、グラフィックアート市場向けに溶剤型アルキドおよびアクリルコーティング樹脂を製造している。DSMシンレスの売上高は約5,000万ユーロ（）で、従業員は約80名。

DSMシンレスの売却は、DSMのパフォーマンスマテリアルズクラスターにおける、ポートフォリオのアップグレードなどによる業績向上戦略に沿ったものである。 DSMはコーティング樹脂において、装飾塗料、高級フローリング、工業用木材、グラフィックアート、多くの金属用途などの最終市場向けの水性、粉体、UV硬化型コーティングなどの持続可能な技術に注力している。

アムステルダムに拠点を置くスタンダード・インベストメントは、オランダとベルギーの中小企業に特化したハンズオン・プライベート・エクイティ・ファームである。 2004年の設立以来、18社のポートフォリオを取得している。