DSM、DEXPlastomers JVへの参加をBorealis社に売却

Heerlen, NL, 2012年11月12日 08:15 CET

ライフサイエンスとマテリアルサイエンスのグローバルカンパニーであるロイヤルDSMは、エクソンモービル・ケミカルの関連会社とDSMが折半出資する合弁会社DEXPlastomers V.o.F.の売却について、Borealis AGと合意に達したと発表した。 DSMはまた、LldPEコンパクト・ソリューション・テクノロジーもBorealisに売却する。 通例の承認と届出を条件として、取引は2013年第1四半期に完了する予定である。

1996年に設立されたDEXPlastomersは、DSMとExxon Chemical Holland Ventures B.V.の折半出資による合弁会社で、C8プラストマーと直鎖状低密度ポリエチレンを生産している。 DSMのLldPEコンパクト・ソリューション・テクノロジーは、ある密度範囲のポリエチレンを生産するために1960年代に開発されたもので、DEXPlastomersの操業に役立っている。

DEXPlastomers社は、2012年に約1億8,000万ユーロの売上高を見込んでいる。 現在、95人のDSM社員が取引の対象となっている。

DSMにとって、DEXPlastomersの売却は、健康、栄養、素材に積極的なライフサイエンスおよび素材科学の企業であるという長期的な焦点に沿ったものである。 DSMのDEXPlastomersへの50％の参加は、DSMの会計では企業活動に計上されている。