dsm-Firmenich、ファインフレグランス部門の次期社長にジョナサン・サイモン氏を発表

dsm-firmenichは、2025年7月1日付で、ファインフレグランス事業の社長にジョナサン・サイモンが就任することを発表した。サイモンは現在、プロクター& ギャンブル・アカウント担当副社長を務めているが、2026年7月1日付で35年の歴史に幕を閉じるジェリー・ヴィットリアの後任となる。 2017年からファインフレグランス・チームを率いるヴィットリアは、dsm-firmenichのファインフレグランス事業とフレグランス業界に卓越したリーダーシップと永続的な影響を与えたことが評価されている。 ヴィットリアとサイモンの引継ぎは、綿密に計画された移行計画により、今後1年間で行われる。 

「dsm-firmenichのCOOであるEmmanuel Butstraen（エマニュエル・バトシュトレン）氏（& Perfumery& Beauty社長）は、「ジョナサンは、ファインフレグランス事業を新たな時代へと押し上げ、リーダーシップを確立し、イノベーションとサステナビリティを原動力とした変革を続けてくれるだろう。 彼のラグジュアリーに対する強い感覚、製品への情熱、顧客に対するこだわりは、真に変化をもたらすだろう」と語った。  

シンガポールを拠点とするサイモンは、2020年にP&Gグローバルビューティケア担当としてdsm-firmenichに入社。2024年からはP&Gアカウントのグローバルリーダーとして多大な貢献を果たし、P&Gチームとの強力なパートナーシップをさらに進化させ、強化している。 dsm-firmenich入社以前、サイモンはロレアルに12年間在籍し、ランコム、ヴィクトール& ロルフ、キャシャレルのファインフレグランスのクリエーションからキャリアをスタートさせた。著名なファインフレグランス調香師と密接に仕事をし、フレグランスのストーリーテリングを通じてインスピレーションに満ちたラグジュアリーな物語を作り上げた。 その後、ロレアルパリブランドに異動し、すべての製品カテゴリーを担当し、ビューティ市場に関するより広範で全体的なビジョンを発展させた。 

フランスとニュージーランドの二重国籍者であるサイモンは、日本、中国、シンガポールなど、さまざまな地域でグローバルな職務に携わってきた。 情熱を傾けているのは、演劇、美術、建築、そして競技レベルで練習しているフェンシングである。 

シモンはdsm-firmenichのパリ事務所を拠点とし、世界各地にある他のファインフレグランスチームと密接な関係を保ちます。