Press Release

12月 6, 2012

DSM社、カーギル社の培養・酵素事業の買収を完了

この買収により、DSMは世界的な一流乳製品原料サプライヤーとなる。

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Heerlen, NL, 06 Dec 2012 18:15 CET

ライフサイエンスとマテリアルサイエンスのグローバルカンパニーであるロイヤルDSMは、本日、カーギルの培養液および酵素事業の買収を完了したと発表した。 2012年10月26日に発表されたこの買収により、DSMは世界的なティアワン乳製品原料サプライヤーとなる。

カーギルの培養・酵素事業は、米国ウィスコンシン州とフランスに製造拠点を持つ、酪農・食肉産業向けの培養・酵素の世界的大手メーカーである。 培養テクスチャー・ツールボックス、チーズの歩留まり向上のための高速酸性化、培養フレーバー・システムという3つの技術を柱に、強力な新製品パイプラインを構築している。 同事業の売上高は年間約4500万ユーロ、従業員数は約200名である。

培養液と酵素の市場規模は10億ユーロを超え、年率5%以上で安定的に成長している。 用途は主に乳製品に見出され、世界中の消費者に健康的でおいしいという魅力を与え続けている。 乳製品の多様化が進むにつれ、味、食感、口当たりの特性だけでなく、健康効果(低脂肪、低糖質など)や利便性を高める多様な培養液が必要とされている。

カーギルの培養物・酵素事業とDSMフードスペシャリティーズの乳製品事業を統合することで、強力なグローバルプレーヤーが誕生し、DSMは売上を加速させ、グローバルな製造と顧客へのリーチ、バイオテクノロジーとSG&Aにおけるイノベーション能力において有意義な相乗効果を得ることができる。

両事業の統合により、DSMは世界の乳製品市場において培養液と酵素のティアワン・サプライヤーになるという野望を達成することができ、より汎用性の高い乳製品に対する消費者の強い需要から恩恵を受け続けているDSMの事業成長計画を大幅に加速させることになる。 この買収により、DSMは酵素、PUFA、ビタミン、培養液、プロバイオティクス、バイオ活性剤、保存システム、検査などの乳製品原料における世界的な地位をさらに強化することになる。

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