DSM、トルトゥーガの買収を完了

ヘーレン（オランダ） 2013年4月8日 08:15 CEST

ライフサイエンスとマテリアルサイエンスのグローバルカンパニーであるロイヤルDSMは、牧草飼育された肉牛と乳牛を中心とした栄養補助食品会社であるTortuga Companhia Zootécnica Agrária（トルトゥーガ社）の買収を完了し、企業価値総額約4億4,000万ユーロ（11億6,000万BRL）で買収したと発表した。 この買収は2012年8月8日に発表された。

Tortuga社は、牧草飼育の肉牛と乳牛に焦点を当てた、動物の栄養と健康のための有機微量ミネラルにおけるブラジル市場のリーダーであり、反芻動物用の栄養補助食品と添加物におけるDSMの地位と、世界有数の反芻動物市場であるブラジルにおける当社のプレゼンスを強化するものです。

Tortuga社はまた、非常に魅力的な有機微量ミネラルによりDSMの動物栄養原料ポートフォリオを拡大し、多くの価値創造シナジーを提供する。 Tortuga社はブラジルのサンパウロに本社を置き、約1,200人の従業員を擁する。

DSM常務取締役会メンバーでニュートリション部門責任者のステファン・タンダは、次のようにコメントしています。"トルトゥーガの買収完了は、DSMのニュートリション戦略の実行における大きな一歩です。 私たちは現在、トルトゥーガの1200人の従業員をDSM に迎え入れる一方で、事業継続と顧客満足を重要な優先事項として、トルトゥーガの事業をタイムリーかつ効率的に円滑に統合することに全力を注いでいます。"

今後、DSMとトルトゥーガの両代表からなる統合専門チームが、将来のシナジー創出に焦点を当てながら、統合を実行するための最良の方法を検討するために鋭意努力していく。